天然石にまつわるショートコラム(第四十七回目)
第47回目の配信です
天然石を鑑賞用ガジェット(道具)
LEDライト
室内灯では暗くて、細部を観察したいときに使うガジェットです
石に光を透過させて観察したいときに光源として使います
LEDの光源部分は、
明るさを表す、光束ルーメン(光度カンデラ、照度ルクス)、ライトが発する全ての光の強さ表します
※カンデラは照射したい先のピンポイントの明るさ、ルクスは照射面の明るさの尺度です
次に色温度ケルビンです(単位はK)
電球の下で石を見る色温度は、電球色3000K前後、蛍光灯の下で石を見る色温度は5500K前後、その中間の色温度は温白色4500K前後
因みに日中の太陽光は5000〜6000K、朝日、夕陽は2500K前後です
それぞれ、石の色の見え方が変わったり、石自体の持つ特性で色が変化する場合があるので使い分けます、ライトによっては、昼光色と電球色を切り替えることが可能なタイプがあります
ライトの形状は、懐中電灯型が一般的ですが、天然石中において使えるスタンド型もあります
電池式が一般的で、ほとんどが充電可能です
価格帯は、約1000円前後から、
ネットで購入可能
UVライト(ブラックライト)
天然石の中には、紫外線に反応して
カラーチェンジするものがあります
ライトの形状は、懐中電灯型、スタンド型があります
スタンド型は、USB電源、あるいは直接コンセントに刺すタイプです
価格帯は、LEDライトに準じますが、若干高めです
オールインワンライト
一つの懐中電灯型のライトに、
昼光色と電球色、およびUVライトのLEDが内蔵され、
スイッチで切り替えることができます
複数のライトを持ち歩く手間、重量から解放され
充電も一回で済みます
価格帯は、約2000円前後から、
ネットあるいは
天然石の見本市の店舗で購入できます
拡大ルーペ
天然石内部のインクルージョン(内包物)を、
目視では判別できないときに
拡大して見たいときに使用します
LEDライトやUVライトを内蔵しているタイプもあります
価格帯は、約1000円前後から、
ネットで購入できます
ライト付き回転台
USB電源で、フラットな台の下から
昼光色で天然石に光を当てて
鑑賞できます
ネットで購入可能です